
こういう時あるよね

そうなんだよ。
たまたまご相談もあって今回は、この題名にしたんです
「頑張っているのに報われない」と感じる人へ!努力が苦しくなる心理
「こんなに頑張っているのに、なんで認めてもらえないんだろう?」
「自分なりに一生懸命やっているのに、なぜ結果が出ないんだろう?」
そんなことを思った経験はありませんか?
仕事でも、家庭でも、人間関係でも、一生懸命頑張っている人ほど、「報われない」と感じることがあります。
そして、真面目な人ほどこう考えます。
「もっと頑張らないといけないんだ」
「自分の努力が足りないんだ」
「もうちょっと頑張れば、きっと……」
……はい。
この「もうちょっと」が、なかなかの曲者です(笑)。
「もうちょっと頑張る」が、気がつけば、
「もうちょっとだけ」
↓
「あと少し」
↓
「ここまで来たらやるしかない」
↓
「……あれ?いつ休める?」
となってしまう。
今回は、そんな「頑張っているのに報われない」という気持ちについて、少し心理学的な視点から考えてみたいと思います。
頑張れば努力は報われる?
「努力は必ず報われる」と良く耳にする言葉です。
まず、少し厳しいことを言います。
努力したからといって、必ず報われるとは限りません。
……いきなり夢のない話ですみません(笑)
でも、これはとても大切なことです。
私たちは子どもの頃から、
「一生懸命頑張れば、きっと報われる」
と教えられてきました。
もちろん、それも間違いではありません。
努力することで、できることが増えたり、成長したり、結果につながったりします。
ただし、【努力=必ず結果】ではありません。
例えば仕事。
一生懸命働いたからといって、必ず昇進するとは限りません。
勉強したからといって、必ず希望の学校に合格するとも限りません。
人に優しくしたからといって、必ず優しく返してもらえるわけでもありません。
残念ながら、人生には「努力ポイントを貯めたら、必ず景品がもらえる」というシステムはありません。
もしそんなシステムがあったら、私はかなり頑張ってポイントを貯めます(笑)
では、なぜ私たちは「頑張っているのに報われない」と苦しくなるのでしょうか?
苦しくなる心理!
結論を言えば、それは「努力」と「結果」をセットにしてしまうからです。
大きな理由の一つが、
「これだけ頑張ったんだから、これくらいの結果が出るはず」
という期待です。
例えば、
「こんなに仕事を頑張っているんだから、評価されるはず」
「こんなに家族のために頑張っているんだから、感謝されるはず」
「こんなに我慢しているんだから、相手も分かってくれるはず」
「こんなに節約しているんだから、お金が貯まっているはず」
ところが、現実は上手くはいかない。
すると、「なんで?」となります。
ここで苦しくなるポイントがあります。
それは、「努力したこと」と「相手がどう反応するか」を、自分の中でセットにしてしまっていること。
自分が努力することは、自分でコントロールできます。
しかし、
・上司が評価するか
・相手が感謝するか
・会社が給料を上げるか
・結果がいつ出るか
これは自分ではコントロールできません。
つまり、
【自分でコントロールできないものまで、自分の責任にしてしまっている】
のです。
これは、かなりしんどい状態だと思います。
しかも本人は、
「まだ努力が足りないんだ」
と思ってしまいます。
そして、さらに頑張る。
……まじめな人ほど、このループにハマりやすいんですよね。
疲れを増幅させてしまう考え方
こちらも結論から言えば「もっと頑張らなきゃ」が心を疲れさせることになります。
「頑張っているのに報われない」と感じた時、多くの人はどうするでしょうか?
「じゃあ、少し休もう」
とは、なかなかなりません。
むしろ、
「もっと頑張らなきゃ」
となります。
ここが怖いところです。
例えば、100点を目指して90点を取ったとします。
普通なら、「90点取れた!」でもいいはずです。
ところが、「あと10点足りない……」となる考え方をしてしまう。
90点も取ったのに、頭の中は「10点」に占領されてしまう。
人間って不思議ですよね。
冷静に考えれば、90点はかなり頑張っています。
でも、自分にはなかなか「よくやった」と言えない。
他人には、「十分頑張ってるよ」と言えるのに、
自分には、「いやいや、まだまだ」と言ってしまう。
なぜでしょう?
そこには、
「頑張っていない自分には価値がない」
という思い込みが隠れている場合があります。
自分自身の価値について
いきなりですが、【「頑張ること」が自分の価値になっていないか?】
と、自分に質問してみてください。
「もし自分が頑張らなかったら、自分には価値がないと思いますか?」
もし、「……ちょっと思うかも」となれば、少し注意が必要です。
頑張ることは素晴らしいことです。
努力することも素晴らしい。
でも、「頑張っている自分=価値のある自分」になってしまうと、休めなくなります。
仕事を頑張る。
家族のために頑張る。
人間関係にも気を遣う。
そして、家に帰ってからも、
「もっとできたんじゃないか」
と反省会。
しかも、その反省会の司会者も自分。
出演者も自分。
観客も自分。
……そして、なぜか全員が自分に厳しい(笑)。
これでは心が休まりません。
頑張る理由について!
ここで登場するのが、心理学でいう承認欲求です。
「認められたい」
「褒められたい」
「必要とされたい」
「ありがとうと言ってもらいたい」
こうした気持ちは、誰にでもあります。
決して悪いことではありません。
むしろ、人間にとって自然な感情です。
問題は、「他人から認められないと、自分の価値を感じられない」という状態になった時です。
例えば、上司に褒められた。
↓
「自分はできる人間だ」
ところが、今日は何も言われなかった。
↓
「自分はダメなのかな……」
こうなると、自分の気持ちが他人の評価に振り回されてしまいます。
そして、もう一つ厄介なのが、他人との比較です。
「あの人は自分より評価されている」
「あの人は給料が高い」
「あの人は楽しそうに暮らしている」
「あの人は家も車も持っている」
「自分はこんなに頑張っているのに……」
気がつけば、自分の人生を生きているはずなのに、他人の人生を採点している!なんてことがあります。
しかも、SNSなんて見てみてください。
「今日は仕事で疲れました」と言いながら、高級レストラン。
「普通の日曜日」と言いながら、海外旅行。
「ちょっとしたご褒美」と言いながら、見るからに「ちょっとじゃない」買い物(笑)。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、私たちは他人の「いいところ」だけを見て、自分の「普通の日常」と比較してしまいがちです。
これでは心は満足してくれません。
なぜなら、比較する対象が、常に自分が欲しい他人のベストシーンだからです。
どうすれば良いのか?解決方法!
では、どうすればいいのでしょうか?
ここからは解決に向けてです。
そこで大切なのが、「もっと頑張る」以外の選択肢を持つことです。
例えば、目的地に向かって歩いているとします。
1時間歩きました。
2時間歩きました。
それでも目的地に着きません。
そんな時、「もっと速く歩こう!」と考えるでしょうか?
それとも、「……そもそも方向、合ってる?」と確認するでしょうか。
人生も同じです。
頑張っているのに結果が出ない時、「もっと頑張る」だけではなく、
「そもそも、私はどこへ向かいたいんだろう?」
と考えてみる思考です。
これは、とても大切です。
例えば、
「本当にこの仕事をしたいのか?」
「誰に認めてもらいたいのか?」
「何のために頑張っているのか?」
「その目標は、自分が望んでいるものなのか?」
「それとも、周囲から期待されているから頑張っているだけなのか?」
ここを考えてみるのです。
報われる為に必要なモノ
もう一つ大切なのが、「報われる=他人から評価される」にしないことです。
例えば、
給料が上がった。
昇進した。
褒められた。
感謝された。
これらはもちろん嬉しいことです。
でも、それだけではありませんよね。
昨日できなかったことができた。
苦手な人と、以前より冷静に話せた。
家族との時間を大切にできた。
無理なものは「無理」と言えた。
疲れた時に、ちゃんと休めた。
こういうことも、立派な成長です。
つまり、「誰かが評価してくれること」だけを、報われることにしない。
自分自身が、「今日の自分、よくやったな」と思えたら、それも十分な「報われる」です。
「頑張る」をやめる必要はない
ここまで読んで、「じゃあ、頑張らなくてもいいってこと?」と思った方もいるかもしれません。
いえいえ。
そういう話ではありません。
頑張ることは、素晴らしいことです。
努力することで、人は成長します。
ただ、「自分を責めるために頑張る」のは、もうやめてもいい。ということです。
「もっと頑張らないと自分には価値がない」
ではなく、
「自分がこうなりたいから、頑張ってみよう」
に変えてみる。
この二つは似ているようで、心への負担が全く違います。
前者は「自分を追い込む努力」
後者は「自分を大切にする努力」です。
まとめ

えらく長文だったねー

今回は伝えたい人がいるから(笑)
本当ならゆっくりと話せる機会がつくれたいいんだけどね
「頑張っているのに報われない」と感じる時、私たちはつい
「もっと頑張らなければ」
と考えてしまいます。
でも、本当に必要なのは、いつも努力量を増やすことではありません。
時には、努力の方向を見直す。
他人との比較をやめる。
他人の評価と、自分の価値を切り離す。
そして、頑張った自分を、自分自身が認める。
これが大切です。
人生には、努力した分だけ必ずポイントが加算される「努力ポイントカード」はありません。
……あったら、私は絶対に作ります(笑)
今日の自分を、今日の自分が認めてあげる。
「よく頑張ったな」
「今日はこれで十分」
「明日はまた明日でいい」
そんなふうに、自分に声をかけてあげる。
もしかすると、「報われる」というのは、何か大きな結果を手に入れることではなく、自分が自分の努力に気づいてあげることなのかもしれません。
頑張っているあなたへ。
今日は少しだけ、自分に甘くしてあげませんか?
……もちろん、甘いものを食べる言い訳にしても構いません(笑)。
ただし、食べ過ぎたら明日の自分が「なんで食べたんや!」と怒ってくるかもしれませんので、そのあたりは自己責任でお願いします(笑)
少しでもお力になれれば幸いです。

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